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今回、旅行やビジネスで、より快適に、ラグジュアリーに過ごす為の「空港ラウンジサービスで選ぶゴールドカード」について、ご紹介します。
空港にあるラウンジってどのゴールドカードでも入れるの?
ラウンジの種類もいろいろあるけど何が違うの?
どの空港に利用できるラウンジがあるの?
などの疑問をお持ちの方に是非読んでほしいです。
空港ラウンジの種類
空港ラウンジは、以下2種類に大別されます。
1.航空会社がファーストクラス・ビジネスクラス乗客およびFFP上級会員向けに用意しているVIPラウンジ
2.カード発行会社が空港ラウンジ運営会社と契約して、カード会員(原則ゴールドカード会員)向けに提供しているカード(一般向け)ラウンジ
分かりやすく何が異なるかを言うと、ラウンジがセキュリティゲートの前にあるか、後にあるかです。
カードラウンジは、セキュリティゲートの前にあるため、ラウンジ利用後、保安検査場を通る必要があります。それに対して、VIPラウンジはセキュリティゲートの中にあるので、ラウンジの中で保安検査を済ませられます。
保安検査場を出た後、何やら怪しげな出口から出てくるリッチそうな方を見かけて、「あの人、特別ルート通られていいなあ」なんて思ったことありませんか?そうです。あれがVIPラウンジです。
ゴールドカードを手にして間もない日に空港を利用した時の話ですが、この違いをよく理解していなかった私は、VIPラウンジの方に入って行き、見事通されませんでした。VIP対象ではなかったからですね。しぶしぶ、通常の保安検査場を通って搭乗しました。空港によっては、どのカードでVIPに入れるのか、よくわからないときがあります。ですので、自分が持っているのはVIPラウンジに入れるカードなのか。を理解した上で、あとは保安検査場の前にあるか後ろにあるかを判断して、ラウンジに入っていただければと思います。
VIPラウンジを利用するには
空港によっては、保安検査場をゆったり通過できるVIPラウンジ、魅力的ですよね。しかし、その条件もやはりなかなか厳しい。前述のとおり、ファーストクラスを利用する場合であること。もしくは、ゴールドカード利用者であること。しかし、全てのゴールドカードでVIPラウンジを利用できるわけではありません。VIPラウンジ利用が特典に含まれる(プライオリティパスを持つ)、デルタアメックスゴールドや、アメックスゴールドカードなどは申し込み資格が厳しい(25歳以上の個人事業主、または法人代表者の方などが対象であるなどの条件がある)上に、年会費も3万円前後と高めです。
他にも、ANAやJALなどの上級会員であれば、VIPラウンジを利用できますが、上級会員になるためには、マイルをたんまりためて、ダイヤモンド会員などを目指さなければなりません。これは、普段のプライベートだけで飛行機を利用する人にとってはかなり高いハードルですよね。会社員であれば、仕事で年何回も飛行機に乗れるような幹部クラスでなければ・・・。
実際に私の勤める会社の幹部クラスは、北から南を毎週毎週飛行しています。さぞマイルもたまっているのでしょうね。年末はそのマイルを使ってワイハにでも行っているのでしょうか。うらやましい。話が逸れました。本題に戻ります(マイルは溜めて置くことをお勧めします)。
VIPラウンジのメリット
上でも既に述べましたが、何といっても保安検査簡単に済ませられることではないでしょうか(空港によっては、保安検査出来ない場合もあるそうです)。
他にも、シャワー施設があり、軽食・スープ・ソフトドリンク・アルコール類が頂け、新聞・雑誌なども読める。軽食については、ハーゲンダッツやクリスピー・クリーム・ドーナツの『オリジナル・グレーズド・ドーナツ®』がある場合もあります。
カードラウンジを利用するには
VIPラウンジは利用できなくとも、カードラウンジが使えるだけで十分という方もいるかと思います。実際に私も、カードラウンジを利用していますが、かなり便利です(詳しくは後述)。
カードラウンジを無料で利用するには、JCB、VISAやOricoなどのゴールドカード会員であることが条件(当日の搭乗券も必要)です。もちろん、お金を払えば、誰でも利用はできます。
「とはいえ、ゴールドカードに変わりがないのであれば、条件が厳しいのでは?」と思われる方もいるかもしれません。安心してください。私は、VISAのゴールドカードを利用していますが、カードを発行したのは、新卒1年目のときです。VISAゴールドカードだと、海外旅行保険が付いていて、ポイント還元率が高い上にポイント交換もしやすい。また、アプリを通しての残高確認が容易であるなど嬉しい要素が他にもあるので、年会費無料でなくても普段使いとしてもおすすめです。ちなみに、ラウンジ利用時の同伴者については、1000円ちょっと出せば、ご一緒に利用可能です。(VISAカードの場合、プラチナカードであれば、同伴者も1名まで無料で利用できます。)
カードラウンジのメリット
VISAカードで利用できるラウンジが設置されている空港は国内で言うと、31か所もあるみたいです。ほとんどの空港にあるので、どこに行ってもあると思っていていいと思います。
・北海道
新千歳空港 函館空港 旭川空港
・東北
青森空港 秋田空港 仙台国際空港
・中部
新潟空港 富山空港 小松空港 中部国際空港 富士山静岡空港
・関東
成田国際空港 羽田空港
・近畿
伊丹空港 関西国際空港 神戸空港
・中国
岡山空港 広島空港 米子空港 山口宇部空港 出雲縁結び空港
・四国
徳島空港 高松空港 松山空港
・九州
福岡空港 北九州空港 長崎空港 大分空港 熊本空港 鹿児島空港
・沖縄
那覇空港
受けられるサービスですが、各空港によって異なります。例えば、新千歳空港だと以下のようなサービスが受けられます。
・新千歳空港(国内線)
ソフトドリンク(無料)、ビール・おつまみセット、ハイボール・おつまみセット(有料)、コピー・FAX(無料)、無線LAN
・新千歳空港(国際線)
ソフトドリンク(無料)、ビール・おつまみセット、ハイボール・おつまみセット(有料)、コピー・FAX(無料)
基本的にはどの空港でも同じようなサービスですが、たまにラッキー空港もあります。以前、福岡に旅行に行った際に、ラウンジを利用したところ、“ソフトドリンク無料orビール一杯無料”とありました。帰りの飛行機だったので、迷わずビールを選びました。旅の締めには「最高のサービス」でした。このように、各空港によってサービスが一部異なるのも、ラウンジ利用の魅力です。
まとめ
ゴールドカードというと、審査が厳しい印象があり、それに伴い、ラウンジ利用も難しいイメージを持たれていた方が多いと思います。ですが、今では、VISAや楽天カードなど簡単に、「ゴールドカード」が作れます。アメックスやANAのゴールドカードをもって、VIPラウンジを利用したほうがいい!とまでは言いませんが、カードラウンジも十分便利なので、ゴールドカードを作って利用する価値は大いにありだと思いますよ。
もちろん、お金に余裕があって、保安検査を簡単に済ませたいのであれば、アメックスカードなどもお勧めします。
「VIPラウンジとカードラウンジの違い」
「ANA国内線ラウンジ」
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