初めての海外不動産、マレーシアのメリットとデメリットとは!?

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

「投資」という言葉は私たちに生活にありふれた言葉になりました。

一発あててお金持ちになりたい!、自分の所持金を安全に少しずつでも良いから増やしていきたい。

そんなお金の悩み、願望は尽きることはありません。

何を隠そう僕もそんな人たちの1人なんです。

貯金額がある程度になって、ふつふつとお金を増やしたい、しっかり運用したいという思いが湧いてきたんです。

そこで投資について調べていくうちに不動産投資というものに辿り着きました。

今回の記事は不動産投資に興味がある方に向けたものになります。

不動産投資をこれから始めようか迷っている人にとって、また既に不動産投資を行っている人にとってもどの物件に手を伸ばせばよいのかという問題は大変大きなものです。

なんせ大きい買い物になりますからね、そのお気持ちはよく分かります。

その不安もこの記事を読んで頂き、少しでも緩和出来れば幸いです。

今回の記事は東南アジアのマレーシアにスポットをあてます!

具体的には

・マレーシアがそもそもどのような国なのか?

・マレーシアのどこに投資するのが良いのか?

・マレーシアの不動産へ投資するメリット・方法

・マレーシアの不動産へ投資するデメリット

について解説していきます。

 

マレーシアってどんな国なの?

マレーシアという国の名前を聞いたことがない人はきっといないでしょう。

しかし実際にマレーシアがどういう国なのか、詳しく知っている人はあまりいないと思います。

まずはそこから詳しく見ていきましょう。

マレーシアは東南アジアに位置する国で、国土はおおよそ33平方キロメートル。

日本と殆ど同じ大きさの国です。

人口は約3200万人、日本の人口が約1億3000万人ですから4分の1ほどの人口になりますね。

国の経済の豊かさを表すGDPでは、国民1人あたりのGDPは東南アジアでも3位の座に君臨しています。

ちなみに日本は国民1人あたりのGDPはなんと世界で25位です。

急成長するマレーシアに、私たちも学ぶべきかもしれませんね。

ちなみに1位はシンガポール、2位はブルネイです。

この経済結果は偶然、時代の流れによるものではありません。

マレーシアは1991年に「ワワサン2020」という長期の国家的な開発計画を打ち出しました。

これは何かというと1991年から2020年、つまりこの30年までに経済や政治、文化などの多くの面で成長させマレーシアを先進国にしようという計画です。

その上この計画を国民の1人1人に根深く浸透させ国家が一丸となった努力の結晶ともいえます。

そしてなんと、マレーシアは日本人が移住したい国としても非常に人気が高いのです!

温暖な気候、安定した治安、日本の3分の1という物価の安さなどで年々人気が高まっている国なのです。

毎日外食しても食費を圧迫することもなく、車社会ではありますがバスや電車も走っている為交通に不便することもありません。

公用語はマレー語ですが英語が準公用語として広く国内に浸透している為英語がある程度話せれば生活に不自由することはあまりないのです。

ちなみに完全に余談ですが、芸能人のGACKTさんも住んでいます。

どうでしょうか?

マレーシア、何かとっても魅力的な国に見えてきませんか?

 

マレーシアで不動産投資するメリット、方法とは?

第一に、将来の高さが挙げられるでしょう。

その理由としては上述した通り、マレーシアは経済をはじめ国家として年々急成長しています。

また移住したい国としても、日本のみならず他の国々でも人気が高まっているという点も挙げられますね。

その人気に伴ってマレーシアでは、日々多くの建築物が建設されています。

企業でも用いる為のオフィスからはじまり、観光用、定年退職後の別荘としてのリゾート、マンションなどです。

将来性の高さ、伸びしろは十分といえます。

またこれまで日本と比較した点を多く書いてきましたが日本とマレーシアでは大きく異なる点があります。

それは天災です。

日本は言わずもがな天災が多い国です。

台風、地震が特に多いですね。どんなに優良な物件も一たび大きな厄災に巻き込まれれば当然不動産の価値は大きく下がることになります。

その点マレーシアは、特に首都のクアラルンプールではあまりこういった災害がありません。

なぜなら、クアラルンプールの近くには主だった活断層や火山が無く、台風も全くと言っていいほど起きないのです。

そのため不動産投資において最も恐ろしいリスクの一つである災害という点を心配する必要がないのです。

日本では地震や台風といった災害がとても多く起こる為、建物を建てる際には非常に厳しい基準が設けられています。

そのおかげで私たちは大きな地震が起きたとしてもある程度安心して暮らせるわけですが、当然ながらそれほどの高水準の建物となると、とても高い費用がかかります。

その点、マレーシアは上述の通り災害が少ないため、日本ほど建築の基準が厳しくなくコストを抑えて建設ができるのです。

コストを抑えられる理由として、もう一つ挙げられるのが国土に対する人口です。

日本と殆ど同じ国土面積でありながら、人口は日本の約4分の1。

当然土地の値段も安いのです。

具体的な数字を出すとマレーシアの物価は日本の約3分の1なので、首都クアラルンプールの最上級マンションの価格も、東京都心のそれと比べれば3分の1です。

これはとても大きいメリットです。

次に投資の具体的な方法を解説します。

主な方法は2つです。

一つはキャピタルゲインを見込んだ方法です。

キャピタルゲインが何かというと、資産(不動産投資では不動産)を売り買いすることによって利益を生み出す方法のことをいいます。

例えば100円で買ったものの価値が1000円に上がったときに売ってしまえばその差額である900円が利益になる。

大雑把な説明ですがこれがキャピタルゲインです。

マレーシアの不動産には一つの法則のようなものがあります。

それはその建物が建設されるに伴って少しずつ価格が上がっていくというものです。

先行販売から20~30%もの上昇率が見込める場合があるためマレーシアの不動産投資ではリスクの少ない方法と言えます。

 

二つ目はインカムゲインを見込んだ方法です。

インカゲムゲインとはその不動産を持っていることによって得られる利益のことを言います。

分かりやすい例でいうとマンションの家賃収入がこれにあたります。

海外の国々からの移住先として人気がありますから、購入したマンションを貸し出すことによって利益を得ることができます。

 

マレーシア不動産投資のデメリット

さてマレーシアの様々な長所を書いてきましたが、勿論それだけでは終わりません。

しっかりとリスクやデメリットも書きますよ、皆さんを甘い蜜で誘って落とし穴に落とすなんて絶対しないので最後までもう少しお付き合いくださいね。

一つ目のデメリットとして挙げられるのは物件選びが難しいという点です。

マレーシアは魅力ある土地ですから沢山の仲介業者さんがいます。

その為、どの業者が信頼できるのか、そこをしっかり見定める必要があるんです。

 

二つ目に投資するための最低金額があることです。

マレーシアは州ごとに外国人が購入できる建物の最低購入金額が決められています。

最低金額は日本円にしておおよそ1700万円です。

つまり、自身の懐と相談するだけでなくこういった国の事情をしっかり勉強しなければいけないということですね。

 

まとめ

たくさん書いてきましたがまとめると

・マレーシアは経済的に成長する見込みがある国である。

・日本と比べて安くて優良な物件がたくさん、災害も少ないからその点のリスクが低い。

・資産の売買で稼ぐキャピタルゲインと家賃収入などで稼ぐインカムゲインがある。

・信頼できる業者を見定める必要があり、州ごとに最低購入価格があるから注意が必要。

というところです。

不動産投資はとてもポピュラーな投資方法で様々な方法があります。

そのため情報が多すぎるあまりどれが正しいか、自分に合っているか探すのも一苦労かもしれません。

あまり根を詰めすぎないよう、この記事を読んだらコーヒーでも飲んで休憩してください。

自分の大切なお金の問題なので、無理のない範囲で頑張ってくださいね。

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする

CAPTCHA