この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。
お金に関する悩みというのはいつの時代でもあるものです。
物価が上がって給料が上がりづらい今の日本では特にその悩みは顕著です。そうしたお金の問題を解決する手段として、投資というものを選ぶ人がいます。
その中でも不動産投資を選ぶ人も少なくないでしょう。
自分の金を投資するのに、不動産へ投資する人がいます。
不動産投資というと日本国内での物件を購入することを先ず第一に考えがちですが、海外の不動産に目を向ける人も最近は増えています。
数ある国の中で今人気のアメリカの西海岸を投資先として検討している人に向けて、この記事ではそのメリットやデメリットをしっかりと分かりやすく解説していきます。
まずアメリカの西海岸てどんなとこ?
いわずとしれた超大国アメリカ、知らない人はいないでしょう。広大な国土を誇り、経済的、文化的にも世界に大きな影響力をもつ大国です。その中でも西海岸の地への不動産投資の人気が近年高まっています。
この章ではアメリカ西海岸がどういった場所なのかを解説していきます。
そもそもアメリカの西海岸とはどういった場所を指すのか?
具体的にはカリフォルニア州、オレゴン州、そしてワシントン州のことをまとめてそう読んでいます。アリゾナ州やネバダ州もアメリカ西海岸地区に数えられることもありますが、主にはこの3つの州ですね。
アメリカ西海岸全体での特徴としては先ず第一に穏やかな気候であることが挙げられます。
一年を通して温暖な気候であり、夏は気温は高いですが日本と違い湿度が高くなく乾燥しているため大変過ごしやすいです。冬も最低気温でも10度前後の為、そこまで厳しい寒さというわけではありません。その為観光地としてもセカンドライフを送るための移住地としても大変人気があります。
アメリカは多種多様な国の民族が住む国として有名ですが、西海岸は日本人をはじめとして中国系や韓国系等のアジア系の人が特に多いのが特徴です。
意外ですよね。
代表的な都市としては、先ずサンフランシスコが挙げられます。カリフォルニア州にある都市で観光地としても有名ですね。サンフランシスコはロサンゼルスと並んでカリフォルニア州の経済、工業の中心地です。
19世紀におきたゴールドラッシュの影響で一気に発展した土地でもあります。アメリカでも有数のセレブが多く住む町としても有名で、サンフランシスコの家賃は平均44万円、アメリカの家賃の中央値が約17万円なのでいかに高いかが分かります。
次に挙げられるのはロサンゼルスです。
言わずと知れた大都市で、アメリカではニューヨークに次いで第2位の座に輝いています。大きな産業も擁していて、主なものでは石油産業、半導体、宇宙、ハリウッド映画をはじめとしたエンタメ産業があります。ロサンゼルスは海外企業、特に日本をはじめとしたアジア圏の企業が本拠地を置いていてそれにより多くの雇用が生まれていることも経済的に発展している理由の一つとなっています。2020年のGDP成長率も1.8%上昇が見込まれていて今後も成長を続ける将来性のある土地であるといえますね。
アメリカ西海岸に不動産投資するメリットとオススメな場所とは!?
上の章ではアメリカ西海岸の特徴な主な地域の説明しました。アメリカの主要都市が並んでるいるおかげで非常にスケールの大きい土地です。
この章ではそんなアメリカ西海岸に不動産投資をするメリットやオススメな地域を解説、紹介します!
先ず第一に、物件の価格が下がりづらいという点がメリットとして挙げられます。
アメリカ西海岸地区は過去に起きたリーマンショックの影響を受けつつも、ゆるやかながら常に経済的に成長を続けています。
その点で最もオススメできるのは上にも書いたサンフランシスコです!
サンフランシスコは家賃価格の上昇を毎年記録し続けているアメリカでも有数の都市です。
不動産投資というと新築であったり建設中、又は建設前の物件を購入すことが多いですが、サンフランシスコの場合中古物件も大いに投資対象になるんです。サンフランシスコはお金持ちが多く住んでいますが、彼らが住む家が必ずしも素晴らしい住宅とは限りません。
老朽化して配管が壊れていたり、雨漏りするような住宅もあります。そんな状態の悪い住宅であっても約5000万円で売れたというデータがあります。
家賃価格が上昇を続けることによる具体的なメリットとしては、インカムゲインによる利益が得られやすいという所です。
インカムゲインとは何かというと、その不動産を売り買いするのではなく所有していることによって利益を得るという方法です。
代表的な例では家賃収入です。
第二のメリットはキャピタルゲインで利益を得られるという点です。
キャピタルゲインが何かと言いますと、不動産資産を売り買いすることによって利益を得るという方法です。例を出すと100円の品物を買って、時間がたって1000円に価値が上がったときにその品物を売って利益をっ出す、ということです。上に書いた通り、アメリカ西海岸地区の物件の価格は年々上昇していっています。東南アジアの国々のように現在が発展途上で今後急成長を遂げるというような成長指数ではないのですが、緩やかに価格が上昇しています。
そしてその点でオススメできるのがロサンゼルスです。
ニューヨークに続いて第二位の都市であり、人口も増加傾向にあります。様々な産業の拠点が置かれている為雇用が生まれていますので、当然物件の価格も上がります。
その為キャピタルゲインを狙うならロサンゼルスは絶好の場所と言えるでしょう。
良いことばかりではない?投資のデメリットやリスクとは?
上の章ではアメリカ西海岸に不動産投資するメリットを書いてきましたが、本当にそんな良いことばかりなんでしょうか?
残念ながらそうではありません、投資である以上必ずリスクやデメリットが存在します。皆さんが投資で失敗しないようこの章ではデメリットやリスクを解説していきます。
一つ目のリスクは住宅の状態が必ずしも良いとは限らないという点です。
既に書いたように西海岸では状態が悪い中古住宅でも高い値段が付けられていることがあります。勿論その点のことを了承したうえで購入するのなら全く問題はありません。しかし住宅の下調べをせずに購入してしまった結果、メンテナンスやリフォームの為に多額の資金を使う羽目になり結果損をするというリスクがあります。
2つ目は情報を集めるのが難しいというデメリットです。
アメリカ西海岸はキャピタルゲインやインカムゲイン等利益を上げる方法が豊富で将来性も高く安定性もある為非常に人気の投資先です。その為良い物件、良い土地を狙うライバルが大勢います。ライバル達よりより早くより正確な情報を手に入れることが中々難しいというのがデメリットとして挙げられます。より良い情報を手に入れるためには信頼できる業者を見つけ、実際に現地へ赴き質の良い情報を手に入れるのが得策です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
アメリカ西海岸は広く多くの可能性を秘めています。中古物件の住宅状態が悪い可能性があり、正確な情報を集めるのが難しいという点もありますが、しっかりと準備と対策をして投資を行えばインカムゲインやキャピタルゲイン等相応の見返りを得ることができる土地です。
この記事を読んでくれた皆さんが有意義な投資ライフを送れることを祈っています。
コメント
この記事へのコメントはありません。