初めての方でもわかる!無理なく返済できる住宅ローンの組み方!

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住宅購入は人生最大の購入品のひとつです。自宅を購入するためには多くの人はローンを組んで購入すると思います。

しかし、簡単にローンを組むといっても、どこで?、いくらぐらい?、どんなプランでローンを組めばいいの?

と、わからないことだらけだと思います。

そんな悩める初めての方に読んでいただけるように書いていくので、是非ご一読ください!

そしてこれを読んだら、こんなに住宅ローンの組み方があるのか!自分も住宅を購入できるかも?!と思っていただけると思います!

 

 

何歳ぐらいまでに住宅ローンを返済すべきなの?

人生100年時代、政府は定年後2000万円必要であると言われる時代。この先行きの見えない時代に何十年も支払い続けるローンを組むのは大変。

そんな時代だからこそ、しっかりと将来のことを考えて人生プランを計画しなければなりません。

では、そんな時代に何歳で住宅ローンを返済しなければならないか…

結論から言いますと、65歳前後とされています!

理由は2つあります。

1.日本の平均寿命から考えると住宅ローンがあると老後生活に余裕を持てないから。

2.平均的な年金受給額から考えると、ローンを支払い続けることに現実味がないから。

では、この2つについて詳しく説明していきたいと思います。

 

 

平均寿命は84.1歳、退社後も10年、15年とローンを払い続けるのか?

昨今の日本は平均寿命が伸び、年金生活の期間も長くなっています。それに加えて、少子高齢化が進み今後はますますもらえる年金が少なくなっていきます。

そんな中で住宅ローンの返済がまだ残っていると、せっかく退社したにもかかわらず、自由な老後生活を送ることができません。

仮に、ローンの返済が月に10万円だとすると、それがないだけで月に1回、国内旅行に行けちゃうと考えると、悠々自適な老後を送るためには、早めに返済を完了する方がいいと思えるのではないでしょうか。

 

 

日本国民の年金受給額から返済を考えてみる

日本には、年金制度が二つあります。

1.誰でも受け取れる国民年金(自営業や主婦も含む)

2.会社員や公務員が受け取れる厚生年金

国民年金は平均5万6000円、そして、会社員や公務員が受け取れる厚生年金+国民年金の額は、男性で平均16万5000円となっています。

現在の日本でこの額ということは、これからますます貰える年金が減っていくと考えると、年金でローンを返済していくことが現実的ではないことがよく分かります。

これらのことにより、住宅ローンは65歳までに関西することが望ましいと言われています。

 

 

年収別、購入金額の目安

実際、人によっていくらローンを借入するかは変わってきます。それを年収別に購入金額の目安を考えていきましょう。

購入にあたり、大事なことは、借りれる限度額で借りるのではなく、現実的に無理なく返せる限度額で借りるということです。つまり、無理なく返済できる金額で購入しましょう、ということです。

住宅を購入するには、購入金額=(頭金)+(住宅ローン借入金)で購入します。この時、(住宅ローン借入金)がこれから月々返済していかなければならないものになります。先ほど述べた、借りれる限度額、返せる限度額について説明します。借りれる限度額は、金融機関が貸してくれる限度額のことです。具体的にどれぐらいかと言いますと、返済比率が30~35%で解してくれます。

返済比率とは、住宅ローンの返済額が年収のどのぐらいの割合を占めるかというものです。

返済比率=住宅ローンの返済額/年収

例えば、年収600万だとすると、返済比率30%として、年180万円までの上限で貸してくれることになります。(25年ローンの場合、180×25=4500万円まで借入可)

これを月々で考えると180÷12=15つまり月々15万円の返済となるわけです。これだと、少々家計を圧迫しますよね。なので、返せる限度額で考えようということになるのです。具体的には、適正家賃という考え方から計算します。

適正家賃=年収×0.25で計算します。つまり、年収の25%までということです。

例えば、年収600万円の場合、600×0.25=150

つまり、年150万円までと計算し、月々にすると150÷12=12.5。月々12.5万円までが適正家賃と言えるわけです。

これなら返済にも現実味を帯びてきませんか?

これを25年ローンで考えると、150(万/年)×25=3750万円。3750万円も借りることができるということになります。35年で計算すると、5250万円となります。

この計算を年収別に当てはめてもらえば、具体的にわかると思います。なかなか現実味のある値段で夢のマイホームも手の届くところにありますよね!

 

個人名義、ペアローンのローン借入額、返済額の違い

個人名義は、物件を一人の人が契約するローンのことです。例えば、夫婦で、夫のみ収入がある場合この形となります。夫個人でローンを組んだ場合、ローン控除は夫のみ受けられます。

ペアローンは、物件を複数の人間がそれぞれ契約するローンです。夫も妻もある程度収入がある場合で、ローンは2本組む形となります。

つまり、ローンを別々に組んでるような形なので、諸経費が2倍かかり多く支払う必要が出てきます。さらにペアローンは持分比率というものが生じてきてしまいます。例えば、4000万円の物件を夫が3000万円、妻が1000万円足して購入したとします。この場合、夫が3/4、妻が1/4の持分となります。

さらに子供がいない場合、もし亡くなった時、財産分与が親族に行くので、その配分がややこしくなる場合があります。

確かに個人名義より、借入額は増えますが、その分色々と大変なことも多いというわけですね!何事も一長一短でしっかり考えることが大事です!

 

 

頭金を入れるべきか?入れるならいくら入れるべきか?

結論から言いますと、入れたほうがいい場合と、入れないほうがいい場合があります!

頭金を入れる場合のメリット

1.ローン借入額が減り、ローン返済額が減る

2.ローンにかかる金利が減る

つまり、返済額が減るし、ローンにかかる金利も減るということです。ローンにかかる金利が減るということはどういうことか?と思いませんか。

多くの金融で融資率によって金利が変わる可能性があります。(融資率とは、物件価格に対する住宅ローンの借入額)。頭金の比率により金利も変わる可能性があるので、金融機関に相談してみましょう。金利が下がる場合は、頭金を入れるほうが、長期目線では、得となる事もあります。各自計算してみましょう!

 

 

頭金を入れるデメリット

1.住宅ローン控除額が減ってしまう。住宅ローン控除とは、10年間、住宅ローン残高の1%が所得税住民税から控除される制度のことです。

 

 

頭金を入れない(フルローンの活用)

頭金を入れない事で、10年間の住宅ローン控除額が大きくなります。

すぐに物件を購入可能することができます。物件との巡りあわれは、一期一会。自分が運命を感じた物件をすぐに購入することができます。頭金がない分、住宅ローン借入額も当然増えますので、返済計画はきちんと作成しましょう。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

住宅ローンについてどうやって購入するか、ローンを組んで行くかのかわかったと思います。また、見通しを持って住宅ローンを組む重要性もご理解頂けたでしょうか。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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